絶縁油中の微量PCB分析
環境
OUTLINE
サービス概要
絶縁油中の微量PCB分析について
平成22年1月25日付で環境省より「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル」が公開され、同年7月1日より廃電気機器等に係る絶縁油中の微量PCB濃度の測定は、「上記簡易測定法」を含む公定法により測定することとなっています。
(一財)東海技術センターでは、微量PCBに関する簡易測定法マニュアルに対応し、「絶縁油中のPCB分析」を行っております。
◆分析方法:簡易測定法マニュアル 2.1.2 加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/キャピラリーガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法
◆分析費用:¥12,000/検体ですが、検体数に応じてご相談を承ります。
◆分析納期:通常5~7営業日ですが、お急ぎの場合はご相談を承ります。
FEATURES
特徴
PCB不使用とされる電気機器にも微量PCB汚染が存在します!!
近年、PCBを使用していないとされる重電気機器等(高圧トランス、コンデンサ、照明器具の安定器等)についても、数mg/kg~数十mg/kgの微量PCBに汚染された絶縁油を含むものの存在が明らかとなっています。
絶縁油を含む重電気機器等を廃棄処分する際には、あらかじめPCB含有の有無を確認することが必要となっています(環廃産発第040217005号 平成16年2月17日)。
≪PCB含有の有無の確認には、絶縁油の分析が必要です≫
PCB含有量が0.5mg/kg以上の廃電気機器(微量PCB汚染廃電気機器)はPCB廃棄物として、役所への届出(保管・処分)など各種手続きが必要となり、違反した場合には罰金等の処分が科せられます。
試料採取キットを無料でご用意いたします!
絶縁油の試料をお客様ご自身が採取される場合には、採取器具を無料でご用意いたします。
お客様のご希望に応じ、出張採取(有料)も承ります。
※確認分析に先立ち、銘板に記載されている型番・製造年月等に基づき各メーカーにPCB含有の可否についてご確認ください。なお、型番が不明な場合でも分析いたします。
※安定器等については、別途分解費をいただく場合もございます。
重要 : 型番のチェック前に必ず下記注意事項をお読みください。
・感電死する危険があります!
・通電中は絶対に近づかないでください。
・使用中製品から採取する際には通電していない状態であることを電気管理会社等に必ず確認してください。
設備
絶縁油中のPCB簡易測定専用前処理装置:加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム
キャピラリーガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)
主な用途
- PCB含有量が0.5mg/kg以上の廃電気機器(微量PCB汚染廃電気機器)はPCB廃棄物として、役所への届出(保管・処分)など各種手続きが必要となり、違反した場合には罰金等の処分が科せられます。
サービスの流れ
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