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自動車内装材の性能評価

製品開発・品質

環境負荷物質の成分分析
車室材料のVOC測定
臭気原因物質の究明
製品・原材料の成分分析
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OUTLINE

サービス概要

自動車内装材の性能評価について

自動車内装材(自動車の車室内に使用する部品・材料)に関する、揮発成分(VOC:揮発性有機化合物)試験、におい試験、霞み性試験、燃焼性試験などを行っています。

FEATURES

特徴

01

VOC試験

自動車内装材(自動車の車室内に使用する部品・材料)から発生する揮発成分(VOC:揮発性有機化合物)のうち、鼻やのどへの刺激の原因とされているホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなどを測定します。

大型部品にも対応しています。

VOC試験
02

におい試験

自動車の車室内に使用する非金属材料から発生するにおいを、嗅覚により試験し、評価します。におい成分(揮発性成分を含む)についてガスクロマトグラフ質量分析計を使用して化合物の推定をします。

におい試験
03

霞み性試験

自動車内装材(ゴム・プラスチック・繊維)及び建築内装材の添加剤や接着剤等から発生する揮発成分が、温度差によりガラス面に付着し、視界を妨げる現象の試験をします。
ガラス霞み促進試験装置(A法またはB法)より得られたガラスプレートの霞み度を測定します。
ガラス霞み促進試験装置として空気加熱方式、オイル加熱方式などがあります。

04

燃焼性試験

自動車の車室内に使用する非金属材料の燃焼性を評価します。

材料の試験片をU字形の取付け金具に固定し、試験片端末を15秒間規定の炎にさらし、燃焼速度を測定します。

設備

ガスクロマトグラフ質量分析計

自動車内装材(自動車の車室内に使用する部品・材料)から発生する揮発成分(VOC:揮発性有機化合物)のうち、鼻やのどへの刺激の原因とされているホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなどを測定します。

ガスクロマトグラフ質量分析計

空気加熱方式によるガラス霞み促進試験装置

ガラス霞み促進試験装置(A法またはB法)より得られたガラスプレートの霞み度を測定します。

ガラス霞み促進試験装置として空気加熱方式、オイル加熱方式などがあります。

空気加熱方式によるガラス霞み促進試験装置

A法:積分球式光線透過率測定装置

A法:積分球式光線透過率測定装置

B法:デジタル変角光沢計

B法:デジタル変角光沢計

燃焼性試験機

自動車の車室内に使用する非金属材料の燃焼性を評価します。

材料の試験片をU字形の取付け金具に固定し、試験片末端を15秒間規定の炎にさらし、燃焼速度を測定します。

燃焼性試験機

におい嗅ぎGC/MS

化学物質を推定するためにガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)が使用されますが、得られたピークが 必ずしもにおい成分であるわけではありません。

これに対してカラム分離後ににおい嗅ぎポートと質量分析計に分岐することで、におい成分を推定するのがにおい嗅ぎGC/MSです。多機能オートサンプラーを備えることで様々な方法でサンプルを導入することが可能となっています(ヘッドスペース、SPME(固相マイクロ抽出)、加熱脱着)。

また、目的成分を捕集管に再捕集し再分析する分取機能も備えています。検出器として、質量分析計(MS)以外に硫黄含有化合物用にFPD検出器(炎光光度検出器)を備えています。