有機フッ素化合物(PFAS;PFOS・PFOA・PFHxS等)分析
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OUTLINE
サービス概要
有機フッ素化合物(PFAS)分析・ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)・ペルフルオロオクタン酸(PFOA)・ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)分析
有機フッ素化合物(PFAS)は、撥水性、油・水をはじく性質、耐熱性、化学的安定性などの特性を持ち、さまざまな工業製品や消費者製品に利用されてきました。近年、環境への残留性や生物への蓄積性が明らかになってきており、環境や健康への影響が懸念されています。代表例としてはペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)・ペルフルオロオクタン酸(PFOA)・ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)があげられます。TTCでは、関心が高まる以前の2009年よりPFOS分析を行っており、環境水、排水、地下水、水道水、廃棄物、製品中など現在までに豊富な分析実績があります。
FEATURES
特徴
01
分析対象化合物
国際規格「ISO 21675」および日本国内の「土壌に含まれるPFASの一斉分析暫定マニュアル」に対応した30種類のPFASについて定量分析が可能です。
30種類以外のPFASについては、高分解能精密質量分析計(Thermo Fisher Scientific社製 Orbitrap Exploris 120)を用い、約5万種類のPFASデータベースとの照合やKendrick Mass Defect(KMD)解析を活用することで、多様なPFASの定性評価も行っております。お気軽にお問い合わせください。
【分析対象化合物の一覧】
| 分類 | 炭素数 | 化合物名(略語) | CAS RN |
| カルボン酸類 | C4 | PFBA | 375-22-4 |
| C5 | PFPeA | 2706-90-3 | |
| C6 | PFHxA | 307-24-4 | |
| C7 | PFHpA | 375-85-9 | |
| C8 | PFOA | 335-67-1 | |
| C9 | PFNA | 375-95-1 | |
| C10 | PFDA | 335-76-2 | |
| C11 | PFUnDA | 2058-94-8 | |
| C12 | PFDoDA | 307-55-1 | |
| C13 | PFTrDA | 72629-94-8 | |
| C14 | PFTeDA | 376-06-7 | |
| C16 | PFHxDA | 67905-19-5 | |
| C18 | PFOcDA | 16517-11-6 | |
| スルホン酸類 | C4 | PFBS | 375-73-5 |
| C6 | PFHxS | 355-46-4 | |
| C7 | PFHpS | 375-92-8 | |
| C8 | PFOS | 1763-23-1 | |
| C10 | PFDS | 335-77-3 | |
| その他 | ― | FOSA | 754-91-6 |
| N-MeFOSA | 31506-32-8 | ||
| N-EtFOSA | 4151-50-2 | ||
| N-MeFOSAA | 2355-31-9 | ||
| N-EtFOSAA | 2991-50-6 | ||
| 6:2 FTSA | 27619-97-2 | ||
| 8:2 FTSA | 39108-34-4 | ||
| 9Cl-PF3ONS | 73606-19-6 | ||
| 8:2 FTUCA | 70887-84-2 | ||
| 8:2 diPAP | 678-41-1 | ||
| HFPO-DA(GenX) | 13252-13-6 | ||
| DONA | 919005-14-4 |
02
LC/MS/MS(高速液体クロマトグラフタンデム質量分析計)測定
PFAS分析では、LC/MS/MSを用いて分析を行います。近年は、PFOS・PFOAについては、直鎖体と分岐異性体とを分けて定量する場合があるため、TTCでは直鎖体と分岐異性体の標準物質を測定することで、クロマトグラムでの分離を確認しています。
PFAS30種類の同時測定クロマトグラム例をご紹介します。
03
分析・試験方法
環境水 |
・水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について(環水大水発第2005281号、環水大土発第2005282号、令和2年5月28日)・ISO 21675 |
水道水 |
・水道基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管理における留意事項について(令和3年3月26日付生食発0326第11号)・ISO 21675 |
排水 |
・工業用水・工場排水中のペルフルオロオクタンスルホン酸及びペルフルオロオクタン酸試験方法(JIS K 0450-70-10:2011)・ISO 21675 |
土壌 |
・土壌中の PFOS、PFOA 及び PFHxS に係る暫定測定方法(溶出量試験・含有量試験)(環境省水・大気環境局環境管理課、令和5年7月 )・土壌に含まれるPFASの一斉分析暫定マニュアル~土壌採取から測定まで~(農研機構、2024年6月) |
肥料 |
肥料等試験法(農林水産省安全技術センター(FAMIC))※肥料等試験法による分析のまとめページはこちら |
廃棄物 |
PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項(環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課、令和4年9月)※「使用済活性炭」及び「泡消火薬剤」の分析についても、当該技術的留意事項に基づき対応しております。 |
排ガス |
PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項(環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課、令和4年9月) |
製品 |
EN17681-1(2022) |
※上記表中にないものについても、ぜひお問い合わせ下さい。試験方法をご提案致します。
04
分析Q&A
Q. どれくらいの試料量が必要なの?
A. 水質試料1L程度、固形試料10~100g程度です。分析内容により異なりますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
Q. どれくらいの時間で結果が出るの?
A. 分析内容により様々ですが、概ね2~3週間程度です。短納期対応もご相談下さい
05
活動実績
年度 |
活動内容 |
|---|---|
2022年度 |
「愛知県飲料水水質管理協会 研究発表会」にて技術発表発表演題:PFOS/PFOA分析時における留意事項の検討 |
2023年度 |
・農研機構主催「PFAS分析にかかるワークショップ」へ参加・「第32回環境化学討論会」(農研機構)にて講演発表(共同研究者)・「第35回愛知県建築物環境衛生管理研究集会」にて技術発表発表演題:有機フッ素化合物(PFAS)の多成分同時分析方法の検討 |
2024年度 |
・産業技術総合研究所主導「PFAS対策技術コンソーシアム」へ参加・「第31回 日環協・環境セミナー全国大会 in かながわ」 にて技術発表発表演題:有機フッ素化合物(PFAS)の多成分同時分析方法の検討・「令和6年度 全国飲料水検査研究発表会 」にて技術発表発表演題:有機フッ素化合物(PFAS)の多成分同時分析方法の検討・「2024年洗浄総合展」にて企業出展ポスター演題:PFOS / PFOA 分析(パンフレット) |
06
その他関連事項
| 項目 | 内容 |
| 分析項目 | PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)、PFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸)、直鎖体、分岐異性体、PFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)、有機フッ素化合物、およびその塩、PFCAs(カルボン酸類)、PFSAs(スルホン酸類)PFNA(ペルフルオロノナン酸)、PFBS(ペルフルオロブタンスルホン酸)、ヘキサフルオロプロピレンオキシドダイマー酸(HFPO-DA)とそのアンモニウム塩(通称GenX 化合物) |
| 分析機器 | 高速液体クロマトグラフ、LC/MS/MS、質量分析計 |
| 分析媒体 | 環境水、水道水、排水、土壌、肥料、廃棄物、排ガス、製品、活性炭、使用済活性炭、泡消火薬剤、泡消火剤 |