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IC-ICP-MSによるヒ素(As)の形態別分析

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サービス概要

IC-ICP-MSとは?

IC(イオンクロマトグラフィー)をICP-MSに接続したものです。
ICで試料中のヒ素を形態別に分離したのち、ICP-MSで検出することで高感度分析が可能です。

IC-ICP-MSを利用することにより、化学形態の違いにより毒性や生体への影響が異なるヒ素を価数ごとに分析することが可能です。

FEATURES

特徴

01

ヒ素(As)

自然環境中におけるヒ素の主な存在形態は、酸素を配位した無機ヒ素化合物のヒ酸(As(Ⅴ))および亜ヒ酸(As(Ⅲ))です。これらは生態系の食物連鎖を通して代謝変換を受けるため、主にモノメチルアルソン酸(MMA)、ジメチルアルシン酸(DMA)、アルセノベタイン(AsBe)、アルセノコリン(AsC)等の有機ヒ素化合物として存在します。

一般的に有機ヒ素よりも無機ヒ素の方が、また酸価数は五価よりも三価の方が高い毒性を示すことから、これらを形態別に定量することが重要となります。

ヒ素(As)