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試料観察 TG-DTA

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サービス概要

試料観察 TG-DTAとは

熱分析を実行しながら視覚的に試料変化を観察できる示差熱天秤です。
試料観察機構を搭載するマイクロスコープ一体型電気炉、およびTG-DTA本体から構成され、室温から1000℃までの温度範囲における試料変化を観察・撮影できます。
例えば、セラミックスの焼結時の収縮挙動、ガラスのガラス転移/軟化/流動に伴う形状変化、ポリマーの融解に伴う流動や分解時の発泡の状態などをモニターすることが可能です。

FEATURES

特徴

01

機器詳細【Rigaku Thermo Plus EVO2 TG-DTA8121】

TG-DTA【仕様・構成】

TG-DTA【仕様・構成】

熱重量測定(TG)は、試料を一定速度で加熱・冷却して、その重量変化を天秤の傾きにより検知します。

示差熱分析(DTA)は、試料と基準物質を同一炉内で加熱・冷却して、両者の温度差の変化を測定します。

これらの二つの装置を組み合わせ、同時に測ることで試料の熱的変化(融解、酸化、熱分解等)を推定することができます。

また本装置では、室温から1000℃までの温度範囲における試料変化をリアルタイムで観察・撮影することができます。

代表的な測定結果の曲線モデルとその際の熱変化を下表に示します。

主な用途

  • 熱分解、熱酸化分解挙動の分析
  • 転移温度の測定
  • 水分量測定
  • 灰分量測定
  • 促進劣化試験